SAFSバンノ

仕事しないで遊びたいボクのブログ

成功体験って大事ねという話

中学生の頃父親に「我が家は代々スポーツの才能がないから他人の3倍練習しないと対等にはならないぞ」という言葉を受けて他人の3倍の練習量をトライしたものだ。

しかし身に付いたものといえば、「才能がない」という強迫観念で3倍をやって得た確固たる自信ではなかった気がする。

一方で、高校時代にバスケ部のコーチが比較的軽く言い放った「お前はシュートセンスだけなら誰にも負けないな」という言葉にどれだけ救われてきたかわからない。

大学は、アメリカに渡り現地の学生たちと草バスケにいそしんだものだが、パスも回してもらえない状況から徐々に居場所を見つけることができたのは、誰にも負けない(気でいた)3ポイントシュートがあったからだ。

お遊びの場であれ、名前を呼ばれ、必要とさせる存在になったことで、がっかりさせられっぱなしだった自分の才能に自信が付いたという体験を経験できた。

正論を並べて理解した振りをするより、小さくても良いから成功体験を積む方が、よっぽど自分のためになるという話だ。