とある温和な天然キャラの元モデルさんの話
うちのモデルさんやってもらったことがる女の子のFacebookの投稿を見て思ったことがある。
投稿の3〜4回に1回は自撮りの投稿をするのだが、投稿内容は極めて真面目な仕事内容。
それに対して、彼女の自称「友達」は、「ステキです」「いつも可愛いね」と投稿内容とは関係ないものばかり。
それでも褒め言葉には、遅くなっても丁寧に返信している。
見た目は温和で天然キャラ。
5年ほど前にモデル業から足を洗い、大好きなモータースポーツに携わりたい一心からモータージャーナリストに転身している。
個人的にも関わりがあったため知っているのだが、現在のようにライターとして食べてゆけるようになるまでには相当の頑張りがあった。
容姿端麗にしてサーキットではバイクで膝を擦りながらコーナーを駆け抜ける。
彼女にマウンティングしながらチヤホヤしたいおじさんたちの度肝を抜かす。
彼女曰く、モデルや元モデルは、自分の賞味期限や、自分の美貌が世間一般的にどの程度かを理解しているそうだ。
その上で、モデルでなくなった今も、自分を応援してくれる仮想顧客は大事にしているということだろう。
SNS上でしか彼女を知らない「仮想顧客」には申し訳ないが、彼女は決して温和な天然キャラではない。
意志が強く、勝気で、口が悪い。笑
彼女と仲良くなりたい一心で、SNSのコメントを内容も読まず気の利いた体で返してくる輩を軽く馬鹿にしてる。
馬鹿にしているが、決して蔑ろにしない。
食べれるようになっても、まだまだだと感じている彼女にとって、元モデルのモータージャーナリストも人気商売に過ぎない。この見た目だから可愛がってくれるファンが多いことも知っているのだ。
「ホントウザい!」と不満を吐露していたのが印象的だった。
知り合って7年が経った。
今をもって、彼女の投稿を目にして、内容お構いなしに「可愛い」を連呼するファン?仮想顧客?を確認。
で、言いたいこと。
男ってアホだ。笑