愛せよバカ
「8歳の息子が経験した人種差別 。当事者として感じた、差別されるということ。」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d7b1defe4b00d690595fe0c
こんな記事を読んで、
差別がいけないとか何とか言う前に思うことある。
いきなり話が飛ぶけど、友人が経営する会社があるのだけれど、その会社がまあまあ特殊。
友人である社長がとにかくセクハラ、パワハラ、モラハラがすごい。
社員は全員女性。
仲良しの社長なので、スタッフとのやり取りも目の当たりにしてる。
アホンダラー!このブス!クビにするわ!
さぞや女性スタッフたちは萎縮して良い仕事できないことだろう。友人が訴えられる日も遠くないなと思ったものだ。
でも現実はちがうんだよねぇ。
スタッフの方にも話聞いたんだけど、内情は上っ面の見た目とは大きく違ったの。
職場で彼女たちは懸命に働き、よく笑い、上手くいかない時は涙も流すが、その後にはまたよく働くのだ。
で、気づいた。
これは愛だと。
このセクハラ、パワハラ、モラハラ社長とスタッフは愛で繋がっているのだ。
スタッフに「愛なの?」とぶつけてみると、
「愛ですかねぇ」と照れ臭そうに応えてくれた。
愛が幻でないことと、冷めないことを願うばかりだ。
ただ、ハラスメントの分析防止を声高に言う専門家的な人たちに、お前ら何もわかってねぇな、バカだろ?と真剣に思う。
で、ようやく話を戻すと、差別のこと。
なんで傷つくのか。
愛がないからだよ。
人は、愛のない言葉に傷つくんだな。
英語で人種差別をracism(レイシズム)と言うけど、差別の行為自体をdiscrimination(ディスクリミネーション)と言うこともある。
ディスクリミネーションは排除という意味。
排除、つまり、お前なんていなくてもいいよ、と言っている。
存在意義の否定なんだな。
だから記事中の8歳の男の子は言いようもなく悲しくなったんだ。
愛がないなら構っちゃいけない。
丁寧でも人を傷つける。
人種間なら差別と言われる。
まとめ、
差別がいけないとか何とか言う前に思うこと。
愛せよバカ。