頭と心の関係についてのメモ
頭と心の関係についてのメモ。
頭は心を支配しようとする。
頭は、過去と未来を考えて、今何をすべきか、何をしなければならないかを心に伝えて強制する。
一方で、心は今を捉えて、何をしたいか、何が好きか、何が嫌いかを感じている。頭にそれを伝えようとするが強制はしない。
つまり、例えば、
過去の学習と経験から、学生が未来のために今勉強しなければならない、すべきだ、と頭が思う。しかし、心は、友達に会って遊びたい、と感じてる。
頭は、心の声を押さえつけようとする。遊ぶのはダメだ。我慢して勉強することが今すべきこと、正義だと抑圧する。
心は、我慢する。友達に会いたい気持ちを胸に秘めたまま。
心の肩身は狭くなり萎縮し自己否定を始める。
頭は、益々自身を正当化して強くなる。
そして、ある日、心が反乱を起こす。
もう頭の言うことは聞けない。
自由になりたい。
それが鬱なのだそうだ。
鬱を治すには、心の声を大事にしなければならない。
心が頭の言うことはもう聞けないと言っているのだ。